地震に対する建物の構造は、
・耐震構造
→太く丈夫な柱と梁で地震の揺れに対抗する構造。(=普通に揺れる。大地震では、壊れる。)
・制振構造
→ダンパー等の特殊部材を設置して、地震の揺れを吸収する構造。(=揺れを軽減。壊れにくい。)
・免震構造
→地面と建物の間に積層ゴム等の装置を設置して、建物自体の揺れにくくする。(=揺れないを目指す。)
があります。
MID TOWER GRANDでは、
制振構造が採用されているようで、
赤い部分がダンパー等の特殊部材でしょうか。
こんな大きな建物に対して、赤い部分の特殊部材を設置する事で揺れを軽減できるなんて、不思議ですよね。
今回の施工者は、スーパーゼネコンの大成建設。大成建設独自の制振構造で、このあたりはスーパーゼネコンならではですよね。
ただ、結構な塔状の建物なので、
制振をしたとしても上層階は揺れ(下層階は揺れにくい)ますので、
↑
(持っている根元が下層階。先端が上層階。のイメージ)
免震構造でも良かった気もしますが、コストの問題なのか大成建設が得意なのか。。。