マンション、ここ見る。

現役一級建築士が設計のプロ目線で新築マンションの間取りを中心にあれこれ好き勝手に書いています。

BrilliaCity三鷹"巨大ルーフバルコニー、D-60Lrタイプ"

ブリリアシティ三鷹。

64.18m2の2LDK、D-60Lrタイプの間取りについて。 

 

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一見すると、ただの田の字プラン。

でも、

おっ!

ものすごく大きなルーフバルコニーあり!!

住戸と同じくらいあるんじゃないでしょうか。。

 

真面目な話、ここまで広いと何に使います??

リビングダイニングが11.1畳ですから、

その4倍近くありそうです。

40畳??

うーん。。

オープンカフェでも開けそうです。

もしくは、屋上ガーデンとか。

ただし、おしいところは、

シンクがないこと。

照明やコンセントは間取り図からは、わからないですけど、

あって欲しい。。

 

具体的な間取りについて。

玄関は廊下より少し幅広。

シューズインクローゼットもありで使い勝手がよさそう。

 

廊下がクランクしているため、

玄関扉を開けても中まで見通されないのは良い点。

 

洋室1は廊下に入り口扉があり、

独立性があってプライバシーが守られます。

ウォークインも広いのは魅力。

 

逆に洗面室の入り口扉がリビング内にあるため、

洗面室のプライバシーは低め。

キッチンの脇にあるため、家事動線としては良好。

 

キッチンは対面かつL字型。

調理に立つスペースが広いので、複数で料理をする際も

使いやすし。

ただし、L字の角はデットスペースになるので、

収納効率は落ちます。

 

リビングはバルコニー側とルーフバルコニー側との

2面に開口あり。

風が通るので、春秋の中間期には

窓を開け放しても気持ちよさそうです。

 

ただし、ルーフバルコニー側の窓の大きさは気になります。

せっかく広いルーフバルコニーですが、

ルーフバルコニーにつながるリビングの窓が

小さいため、それぞれが独立した雰囲気になりそうです。

どうせならルーフバルコニーに面して大きな窓を設けて、

二つが繋がるようにしたいです。

なぜ、そうしないのか??

理由は、構造設計にあり、

住戸とルーフバルコニーとを隔てるコンクリートの壁に

開けられる窓の大きさに制限があるためです。 

やりようがないわけではないですが、

う~ん。残念。

 

リビング隣にある洋室2は扉がウォールドアのため、

開けてよし、閉めてよしのフレキシビリティ。

開け放てばかなり広いリビングになります。

 

共用収納は、納戸あり、

リビング内に壁面いっぱいの物入ありとなかなか考えられています。

 

 

採点

基礎点50

巨大ルーフバルコニー。+15

ルーフバルコニーにシンクなし。-2

広めの玄関とシューズインクローゼット。+3

クランクする廊下形状。+2

洗面室扉がリビング内。-3

リビングに窓2つ。+3

ルーフバルコニー側窓が小さい。-5

洋室2のフレキシブル性。+3

共用収納が充実。+3

トータル

69点。